日本が誇る個人製作家のギター
<日本が誇る個人製作家のギター>
高度な技術、厳選された材、ライン生産では表現しきれない個性。
職人によって作られたギターは、どうしてこうも人の心を魅了するのでしょうか。
年間製作本数が僅かなため入荷も少なく、また人気があるのですぐ売り切れてしまう、まさに一期一会な楽器達です。
このブログを読んでくださっている方の中には、そういった経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、当店にある日本ルシアーのギターを5本、紹介いたします。
5本以外にもどんなギターがあるのか見たい!という方は、こちらに載っていますので、是非チェックしてみてくださいね!
まずは、2012年に独立し工房を立ち上げた、【FUJII GUITARS】!
独立前は杉田健司氏のブランド、【SUGI CRAFT】に約10年間在籍し、杉田氏より高度な技術を学んだ藤井圭介。
本器は、ヴェネチアン・カッタウェイのシルエットが美しいOM Cutaway。
ベアクロウの杢が出たジャーマン・スプルース/トップと、サチャ・ローズウッド/サイド&バックの組み合わせがより一層、上品さを演出しています。
程よい低音と中音がミックスされた音色は後味が良く、不思議と軽く”ほろ酔い気分”を味わえます。
神奈川県の鎌倉市で製作されている【FURUYA GUITARS】!
年間本数が非常に少なく、当店入荷も稀な為、入荷を心待ちにしているファンが多く、SOLD!になりやすいブランドです。
本器はなんと、通算100本目に作られたシリアル#100の記念すべき逸品です。
シンプルな外観とは裏腹に、出てくる音はとても豪華。
一音一音が骨太でしっかりと響いており、音のレスポンスの良さはフィンガースタイルによく合います。
神奈川県藤沢市在住の製作家【SUZUKAWA GUITARS】!
本器は、アディロン・スプルース/トップ、マダガスカル・ローズウッド/サイドバックのOM-03。
クリアーで淀みのないサウンドは、数あるギターの中でも圧倒的存在感があります。
今回初のアディロンダック・スプルースをトップに配することにより、より一層力強いサウンドに仕上がっております。
国内に留まらず、海外でも高く評価されている若手ルシアーブランド、【NISHIHARA GUITARS】!
本器は、アディロン・スプルース/トップ、ココボロ/サイドバックのオリジナル・スモールジャンボサイズモデル。
力強くバランスの取れたサウンドは弾いてて心地よく、弾き手もリスナーも飽きさせません。
ワシントン条約による取引規制リスト入りになったココボロ材は、今後入手困難になることが予想されることでしょう。
こんなにも美しい木目のギターに出会えるのは今のうちだと思います。
最後は、2010年に工房を設立した、岐阜県在住の若手ルシアーブランド、【NAGASAKA GUITARS】!
独立前は鈴木バイオリンの職人として働く傍ら、ギターやウクレレなどの弦楽器を製作しておりました。
本器は、コンパクトなオリジナルボディシェイプが特徴のモデル”椿 Tsubaki”。
音色は高音から低音まで安定感があり、ストローク系からフィンガー系まで、何にでも合います。
小ぶりなサイズ感にスリムなネック形状は、ストレスなく弾いて頂ける事でしょう。
バイオリン製作で培った技術力が素晴らしく、一つ一つのパーツがとても丁寧に作られております。
いかがでしたか。
今回紹介した楽器の他にも、魅力的な楽器はまだまだありますよ。
是非とも、ギター購入時の参考にして頂ければ嬉しいです。
ご閲覧ありがとうございました!
ドルフィンギターズ 三村 理紗
<江坂店> ドルフィンギターズ 大阪 江坂 ギター アコースティック ウクレレ マンドリン ギター教室 ギターショップ スイッチ SWITCH MATON メイトン リペア Leaf Instruments REYDEN SJ 鈴川 西原