Collings OM-1A JL ジュリアンラージモデル

ギター 東京店

Collingsが新たなシグネイチャーモデルを発表しました。OM-1A JL
今やアメリカのみならず、日本でも人気急上昇中のギタリスト ジュリアン ラージ。ご存知でなかった方はぜひチェックされてください。

現在Collingsで最も人気のTraditionalシリーズ OM-1Tをベースにアレンジされており、Collingsのラインナップとしてはこれまでになかったモデルに仕上がっております。

トップはアディロンダックスプルース or シトカスプルースのどちらか選択可能で、ジュリアン本人使用機はアディロントップ。
S&Bはホンデュラスマホガニー、647,7mmスケールに42,9mmナット幅、ニカワ接着にラッカーサテンフィニッシュ(つや消し)。
特にこのサテンフィニッシュがこれまでのCollingsではなかった独特なトーンを奏でており、ジャズ系を得意とするギタリストやヴィンテージマーティンを愛用するギタリストには特に好まれるサウンドでしょう。

その他特筆すべき点はネックシェイプ。ジュリアンが所有する1939年000-18のネックシェイプを完全に再現されており、元々ネックシェイプに定評のあるCollingsですが、このモデルもグリップ感 最高です。

inch表記ですが下記の数値です。

細かく調べてみるとネックグリップだけでなく、ヘッドとネックジョイント角度もCollingsの他のモデルと異なりますね。ヘッド角度は浅く、ネックジョイントは従来よりも僅かに角度をつけてジョイントされており、サドルが高めにセッティングされてます。

これは想像ですが、ジュリアンの39年000-18がネックリセットされていて、同じアングル、同じブリッジサドルの高さにセッティングされているのでは?と思います。000-18とは違いOMはロングスケールなのでバランスを考えヘッドアングルを浅くしたのではないでしょうか。これに関しては多くの製作家によって常に考えさせられる部分であり、サウンドへの影響も大きい部分です。

そしてヘッドロゴ! 1980年代前半?87年ごろまで?Bill Collingsが手作業で行っていた時のロゴを採用しています。ジュリアンラージモデルのみの仕様です。ちなみにアコースティックギターマガジンVol74のBill Collings追悼企画 046ページに81年製のCollings Arch topが掲載されており、その記事でオリジナルのロゴが見れます。*ちなみに2 そのArch topギターの隣に掲載されているCollingsマンドリンは江坂店スタッフ木曽の所有機です ぜひごらんください (笑)

さらに!(言い出すといくらでもあるので)ケースはCollings社製のハンドメイドケースが付属するのですが、これまたスゴいケースなんです。Billが約4年にかけて完成させた高級ケースで、こちらも1930年代のMartinケースをモチーフにし、Collingsならではの技術と抜群なセンスがみられます。
とにかくスリムでスタイリッシュで軽くてバランスよくてカッコいい!無駄が全くなく、これなら持ち運びも苦にならないと思いますよ。あ、言い忘れましたが頑丈です。これはギター本体と同じで耐久性にも徹底的に拘っており、ここまで仕上げるとは何から何までCollingsはスゴい。ケースのみも販売もしてますが ¥135,000です

今回は初回入荷1本のみでしたが、今月中に恵比寿店・江坂店と1本づつ入荷する予定で、ただいまご予約受け付け中です。
OM-1A JL 定価 ¥1,053,000  税込販売価格 ¥842,400

シトカスプルース仕様も入荷します。乞うご期待。

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