アンティーク マーティン

ギター 東京店

1919年のMARTIN 0-21です。100年前に製作されたアンティークマーティンです。

1890年代〜1948年まで生産されていた0-21。スタイル21は18のルックスに28のボディ材であるローズウッドを採用したモデル。現在もOM-21が製作されており、長い歴史を持つスタイルです。

この年代は元々ナイロン弦仕様であり、1920年代に登場するスティール弦モデルとは構造面でも様々な違いがあります。

塗料はシェラックのタンポ塗りであり、ウッドバインディングなどこの年代ならではの仕様が多く見られ、ハンドメイド感溢れる作りです。

サイド&バックはもちろんブラジリアンローズウッド。この時代ではこのグレードが普通に使われていたと思われますが、しっかり選定していたからこそと言えます。

1930年の14Fジョイントが誕生してソリッドヘッドが登場しますが、この時代のヘッドシェイプはスロッテッドのみ。

ピラミッド部分の形状が少し変わってますがオリジナルのブリッジです。ブリッジ材もブラジリアンローズ。

1934年にTフレットが採用されますが、それまではバーフレットが普及しておりました。本器は過去にTフレットへ打ち替えされており、さらに今回新たにTフレットで打ち替えしました。ビシッと整え、ナットは牛骨にて作成しセットアップ済みです。指板ももちろんブラジリアンローズウッド材です。指板も研磨し美しく整えてますので間近でご覧になる際はこういった部分もチェックされてください。

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