LR Baggs Anthem取り付け一例
オーストラリアのギターメーカー「コールクラーク」にLR Baggs Anthem PUシステムを搭載してほしいという依頼がありましたので、ちょっとご紹介します。
コールクラークでPUなしモデルは日本国内には少ないので、これまでPUを取り付けた経験もなく、内部構造もじっくりチェックしてから作業に入ります。取り付けるにあたり各部チェックしたところ、サウンドホール内部の補強材の背が高く、このままではプリアンプ・コントローラーが付けられないためちょっと工夫しました。
ご覧の通り、ごっつい補強材です。一般的にはこの部分2mm〜3mmほどですが、今回ギターは7mm強…
ちなみに取り付けるコントローラーはこちらです。この向きでボディ内部に固定するのですが、補強材の背が高すぎてこのままでは無理です。
なので今回は木材でパーツを作成し、下駄を履かせて高さを稼ぐことにします。
このように木材を切り出してパーツを作成。ちなみにブラジリアンローズです
作成したパーツをコントローラーに取り付けるとこんな感じ。これで背の高い補強材にも触れずに固定が可能になります。
サウンドホール内部に取り付けてみました。この角度ならわかりやすいでしょ。木材と言えどそれなりの重さもありますので、コントローラーが外れないように固定は慎重に。
ちなみに、コールクラークにAnthemの組み合わせめちゃくちゃ良いサウンドでした、、、構造上うまくバランス取れるかな?という不安もありましたが、全然。サドルもきちんと仕込み、マイクゲインをうまくセッティングすれば素晴らしいサウンドに仕上がります。
PU取り付けもドルフィンギターズにご相談ください。
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