IWASHITA MANDOLINS&GUITARS
A-4
山梨県のルシアー、岩下 寛(いわした ゆたか)主宰、IWASHITA MANDOLINS&GUITARS、新作はオーバルホール、クラシカルで趣のあるA-4
DESCRIPTION
山梨県のルシアー、岩下 寛(いわした ゆたか)主宰、IWASHITA MANDOLINS&GUITARS。日本でも非常に珍しいマンドリン製作家の一人です。
本器は、1910年代を彷彿とさせるクラシカルなマンドリン、ブラックトップ仕様のA-4
カルパチアン・スプルース・トップ、ヨーロピアンメイプル・サイド&バック、メイプル・ネック、エボニー・フィンガーボード&ブリッジ、シェラック・フィニッシュ。
1910年代のヴィンテージギブソンを彷彿とさせる味わい深いステインフィニッシュの滲んだトーン、クラシカルなロゼッタ、ややワイドな30mm幅を持つVネック、まるでタイムマシンで持ち帰ったかのような雰囲気です。またブラックトップもオリジナルのようなベタ塗りではなく、ほんのりシースルー、現代的な雰囲気となっております。
トップは上質のカルパチアン・スプルースを、サイド&バックに綺麗な杢を持つヨーロピアン・メイプルを使用、非常に優美なアーチのラインは、木の振動を妨げる事の無い、伝統的な”削りだし製法”で仕上げられております。
フィニッシュは、非常に手間のかかる、”シェラック”を採用、その薄さ故にウェザーチェクや傷が入りやすく大変デリケートですが、ボリューム感のあるウッディでまろやかな響きになり、弾き込む事で味わいが増していくことでしょう。
束縛感のないオープンアップでたっぷりとしたオーバルホールサウンドは、トレモロ奏法にぴったり、ジャズなんかを弾いてもキマリそうです。
日本でも非常に少ないハンドメイドのマンドリン工房、この”味わい”は手に取ったプレイヤーにしか分からない魅力でしょう。一生モノに相応しい作品を是非!
※本商品の塗装はラッカーと比較するとかなりデリケートになっております。特に夏場や湿気・気温の高い場所で塗装の変化が起こりやすく、スタンド(ネックやボディに密着する箇所)やケース内部の内張、クリップ式チューナー(ゴムの部分)と反応を起こす事があります。シェラック塗装の特性となり、これらは保証対象外となりますのでご了承下さい。もちろん演奏上の問題はございません。
演奏後は、ペグに紐をくくり付け、壁に引っ掛けるなど、ネックやボディに接する箇所を極力減らしケース保管はなるべく避けて下さい。
ポリウレタンやラッカー塗装と比較すると扱いが難しいですが、ウッディでまろやか、木の温かみが感じられるトーンは、シェラック塗装でしか味わえないものとなります。
Specification
Condition | Brand New |
---|---|
Body | A |
Top | Solid Carpathian Spruce |
Side & Back | Solid European Maple |
Neck | Maple |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Ebony |
Bracing | -- |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 30mm |
Scale Length | 355mm |
Tuning Machine | Original/Chrome |
Rosette | -- |
Pick Guard | -- |
Pick Up | -- |
Controls | -- |
Weight | -- |
Case | ケースは別売となります |