HEADWAY
HF-F's 413 ARS/ATB
ヘッドウェイカスタムショップビルダー"降幡 新(ふりはた あらた)"による、使い勝手抜群の限定HFモデル!
DESCRIPTION
ヘッドウェイカスタムショップビルダー「降幡 新(ふりはた あらた)」が製作してきたカスタムショップモデルのエッセンスを飛鳥チームビルドシリーズの製品に展開した完全限定特別モデル。ヘッドウェイのフラッグシップ「カスタムショップ」のギターが持つ魅力を飛鳥チームビルドシリーズのプライスゾーンで実現したHF-F's 413 ARS/ATB。本器は2018年製極上USED品。
シトカ・スプルース・トップ、ホンジュラス・マホガニー・サイド、ホンジュラスマホガニー/センターインディアンローズウッド3pバック、ホンジュラスマホガニー1pネック、エボニー指板&ブリッジ、アドバンスド・リアシフト・ブレイシング、628mmスケール、43mmナット幅、ゴトー製ペグ。
エルボー部はさりげなくコンター加工が施されており、抱え心地が非常に優しいデザイン。ブレーシングにはアドバンスド・リアシフト・ブレイシングを採用、このブレーシングはノーマルの位置から若干ブリッジ側に寄せたレイアウトになっており、1音1音しっかりと鳴り響き、芯のと深みのある迫力のサウンドを実現。
スケールは628㎜のショートスケール、ヘッドウェイの中でもテンションが柔らかくセーハコードも容易に、またハイポジションへのアクセスもスムーズでプレイヤビリティも抜群です。
ホンジュラスマホガニーのマイルドな響きは弾き手を魅了するものですが、少しだけ輪郭をはっきりさせるため、3ピースバックの中央にローズウッドをレイアウト。狙い通り各音の分離感に一部影響を与えています。
僅かなほとんど使用感のない美品です。
カスタムショップビルダー・降幡 新
高校生のときに見た百瀬の背中に憧れてギターの道に進みました。こうしてヘッドウェイのギター作りに携わっていることを嬉しく思うとともに、ヘッドウェイのギターを楽しんで頂いているユーザーの皆様の期待に応えなければならないと感じています。
飛鳥チームビルドとカスタムショップの両立は大変ですが、それぞれに考える部分が異なり、学びも多いです。
私のカスタムショップのスタートは「百瀬からの課題」でした。はじめに百瀬から提示された「仕様書」は力木の幅・高さ一本一本まで全部寸法が違い、すべて厳密に決めてありました。
飛鳥チームビルドシリーズの製品は百瀬の作るギターの仕様から設計上、作業上若干の簡略化をするのですが、このときのギターはブレイシングをすべて一から手削りするなど、百瀬の作り方を追う様なギターづくりでした。
このギター作りを通じて、百瀬ははるか上のレベルで仕事をしているということを改めて実感しました。百瀬には仕上がりが見えているので、その上で刃を進めていくからスピードも早い。
私はまだ百瀬と同じ様なスピードではできませんが、一つずつ測りながら、音を確かめながら、丁寧に仕上げています。
カスタムショップではトラディショナルなアコースティックギターを本筋としながら、ワンポイントで他のギターには無い個性を込められたら、と思っています。
自分の考える「ヘッドウェイらしさ」を追求しながら、ユーザーの方に安心して楽しんでいただけるギターを作っていきたいと考えています。
Specification
Year | 2018年 |
---|---|
Condition | N.MINT |
Top | Solid Sitka Spruce |
Side & Back | Solid Honduras Mahogany / Center Indian Rosewood |
Neck | Honduras Mahogany 1p |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Ebony |
Bracing | Advanced Rear Shifted X Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 43mm |
Scale Length | 628mm |
Tuning Machine | Gotoh |
Rosette | Black & White |
Pick Guard | Black |
Case | w/OHC |
修理・改造履歴 | 詳細はお問い合わせ下さい。 |