SEAGULL by M.Shiozaki
SS-60
ヴィンテージの風格漂うサウンドとルックス。塩崎氏製作の000-28スタイル。
DESCRIPTION
愛媛県のルシアー塩崎雅亮氏 主宰 シーガル弦楽器工房。
塩崎氏は日本で最もヴィンテージマーティンの構造について詳しい人物であり、歴史あるマーティンの各年代の各モデルの研究に多くの時間を費やし、これまで多くのマーティンスタイルギターを製作してきました。
本器は1987年に製作された000-28 スタイル SS-60のUSED品。
トップ:シトカスプルース
サイド&バック:インディアンローズウッド
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ペグ:ゴトー ロトマティック
その他:ノンスキャロップドXブレイス、43mmナット幅、632mmスケール、ブラックPG
ノンスキャロップドのブレイスパターンやSQネック、塗り込み式のブラックガード、オールラッカーフィニッシュなど、仕様から見ますと70年代後半から80年頃の000-28をモチーフに製作されております。
ボディ全体に見られるラッカーチェッキングなどもヴィンテージマーティンのような風格を漂わせ、ノンスキャロップドXならではの野太いサウンドが魅力です。
過去にフレット打換えされており、マーティンの標準フレットよりもやや高めのフレットが使用され、現状はほとんど減りも見られない状態です。ネックはストレート、サドル高さも十分に余裕があり、理想的なネックアングルであります。
弦高は6弦12F2,5mm / 1弦2,1mmのセッティングですが、テンション感の柔らかさ、レスポンスの早さを感じさせ、弦高をチェックするまでこの数値であると思いもしませんでした。それほどストレスのない弾き心地であります。
全体的にラッカーチェッキングや傷・打痕は見られますが、このまま安心してお使いいただけます。過去にエンドピンジャックを取り付けた履歴があり、現在は取り外されウッドピンを装着。ネックヒールにストラップピンが装着されております。
現在のペグはオリジナルではなくタカミネロゴのゴトーロトマティックペグが使用されております。ケースはグランドオープリーOM/000用 ジャストサイズのハードケースが付属します。
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Specification
Year | 1987年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Top | Solid Sitka Spruce |
Side & Back | Solid Indian Rosewood |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Ebony |
Bracing | X-Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 43mm |
Scale Length | 632mm |
Tuning Machine | Gotoh |
Rosette | Black & White |
Case | w/Grand Oply Case |