C.F.Martin
CTM OM-21 Deep Body Madagascar
Style-21のOMディープボディ&マダガスカルローズ仕様。迫力のOMです。
DESCRIPTION
OM(オーケストラモデル)は、1929年にバンジョー奏者のアドバイスにより誕生しました。それまでのスタンダードだった12フレットジョイントから14フレットに伸ばされたネックは、ハイポジションの演奏性を向上させるとともにあらたなボディデザインを確立させ、様々なブランドの手本となりました。
本器はOM-21をベースに様々なオプションを加えた、CTM OM-21 Deep Body Madagascarの2013年製USED品。
トップ:アディロンダックスプルース
サイド&バック:マダガスカルローズウッド
ネック:セレクトハードウッド
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ペグ : オリジナル
その他:44.5mmナット幅、645mmスケール、鼈甲柄バインディング
スタイル21が最初に考案されたのは1874年。スタイル18のような外観でありながらローズウッドを使用したモデルで、OM-21は1994年から生産がスタートしました。本器は様々なカスタムが盛り込まれたある意味レアなマーティンです。
アディロン+マダガスカルという上級スペックのディープボディバージョン。バインディングは鼈甲柄で指板やブリッジはエボニーのドット仕様、ピックガードは000スタイルという独特のルックスながら非常に親しみやすいデザインは流石のマーティン。
ただでさえパワーのあるアディロンダックの響きが、ディープボディによってより厚みを増した印象です。迫力もすごいのですが、高域に渡るまでのバランスの良さはOMシェイプの素晴らしさを再認識させてくれます。ふくよかなストロークサウンドから、ギター一本で聴かせるフィンガースタイルまで幅広くカバーしてくれるであろう逸品です。
マダガスカルローズの杢も良く、満足度の高いカスタムモデルと言えるでしょう。
各ウェスト部はバインディング接着リペア済みです。トップブリッジ左側に5mmほどの凹みキズがございますが、その他目立つものはなく、全体的には綺麗な状態での入荷です。演奏面のコンディションも良好な一本。
近年材の枯渇と高騰によりなかなか手に入れにくくなった、銘木を使用したカスタムマーティンをぜひご覧ください。
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Specification
Year | 2013年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Body | OM |
Top | Solid Adirondack Spruce |
Side & Back | Solid Madagascar Rosewood |
Neck | Selected Hardwood |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Ebony |
Bracing | Scalloped X Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 1-3/4"(約44.45mm) |
Scale Length | 25.4"(約645.16mm) |
Tuning Machine | Original |
Rosette | Black & White |
Pick Guard | Original Tortoise Color |
Case | w/OHC |
修理・改造履歴 | 詳細はお問い合わせください。 |