SEAGULL by M.Shiozaki

DESCRIPTION

国内有数のベテランルシアー、エム・シオザキ弦楽器工房の塩崎雅亮氏が率いるシーガルギターギター。
単なる量産体制では実現できないクオリティを誇るギター。
サウンドの要であるブレイシングは塩崎氏自らが手がけ、ネックシェイプはオリジナルを持ち込み自身でもシェイピングを行っておりました。
本器はD-28の30年代をモチーフに製作された、SD-60-30's。
スプルース・トップ、インディアン・ローズウッド・サイド＆バック、マホガニー1ピース・ネック、エボニー指板＆ブリッジ、ロングサドル、ゴトー製オープンバック・ペグ、ダイアモンド・スクエア指板インレイ、ベッコウ柄ピックガード、ヘリンボーン・トリム、アイボロイド・バインディング、ジグザグバック・ストリップ、トップ構造は軽快でありながらワイドレンジのサウンドをもたらすフォワードシフト・スキャロップドXブレイシングとなっています。
空気感にあふれる低音、スピード感のある高音。低音寄りでボリュームタップリの出音を身上とする一本。
新品のギターにありがちな音が前に飛びにくい感じはありません。
スムーズに立ち上がりますし、右手の入力に連動してボディがアクティブに揺れている感触をこの段階で堪能できます。
懐が広く、ストローク、アルペジオ、偏りなく使っていただけそうな一本で、音づくりにおいて一番重要である材料の選定、ブレーシングの接着、削り出しはすべて塩崎氏自らの手で行われています。