MOSRITE
Joe Maphis Model Prototype
スーパーレア物!カントリーギタリストジョーメイフィスモデルとして1962年頃に製作されたプロトタイプ。【Special Price】
DESCRIPTION
1952年頃からギター製作を開始したセミーモズレーと投資家の牧師ボートライト、2人の名前を合わせて誕生したブランドMosrite
超絶カントリーギタリスト、ジョーメイフィスがMosriteのダブルネックギターを使用したことに始まり、その後ベンチャーズ、ジョニーラモーン、日本でも加山雄三、寺内タケシなど、当時のグループサウンズの火付け役、現在でも多くのミュージシャンに影響を与え続けているブランドです。
本器はジョーメイフィスモデルのプロトタイプとして1962年頃に製作された初期モノです。
ベンチャーズ2代目ギタリスト・ノーキーエドワーズが、所有するテレキャスターのネックをリシェイプしてもらう為の工房を探していたところ、セミーモズレーを紹介されたことからモズライトに出会い、プロトタイプとして製作されていたジョー・メイフィスモデルを借りてレコーディングを行い、そのパワフルなサウンドと弾き易さにほれ込み、ジョーメイフィスモデルをベースにザ・ベンチャーズモデルを製作・発売するきっかけとなった"あの"ギターです。
当時のモズライト社に携わっていたジーンモールの証言ですと、プロトタイプは4本製作され、3本はジョーメイフィスへ渡り、本器は「その残った1本だろう」とのことで、ノーキーエドワーズがレコーディングなどで実際に使用した個体である可能性があります。
プロトタイプの特徴としてヘッドバインディングが装飾されており、ヘッドトップにはバーストのグラデーションがないなど、その後のモデルには見られない仕様です。その他は63年に登場したベンチャーズモデルと同仕様となります。
個性的なボディやヘッドシェイプに、色濃く残るサンバーストのグラデーションと金属パーツの絶妙なコントラストなど独特なオーラを放っております。
なんと言ってもサウンドそのものがスペシャルであり、高出力のPUから放つサウンドは圧倒的な表現力を持ち、ロックやカントリーのみならず、現代音楽のレコーディングや作曲用としても最高のアイテムになること間違いありません。ネックは細身で、オリジナルのフレットは低く、弦高はローアクションでテンションもかなり柔らかく、握った感触は演奏性の高さを感じられませんが、アンプリファイドすると創造力を刺激する極上のサウンドであります。リヴァーブやトレモロを使用しベンチャーズのフレーズを弾くとまさにあのサウンドを聴くことができ、いつまでも楽しませてくれます。
ほぼオリジナルの状態を保っており、オリジナルPGは変形のため交換してますが、オリジナルPGも付属します。PGネジが1本欠損しております。6弦ペグにやや難がありますので、実際に使用される際には同タイプのペグに交換して使用することをお勧めします。
ボリュームやトーンコントロールにガリが確認できますが、サウンドそのものは極上です。ポットやジャック、フレット等の交換をし、プレイヤー向けのセットアップをするも良し、このままオリジナルの状態を保って保管するも良し。
このサウンドを聴いていただけたらノックアウトされること間違いないでしょう。
Specification
Year | 1962年 |
---|---|
Condition | EX |
Body | Basswood |
Side & Back | -- |
Neck | Maple |
Finger Board | Jacaranda |
Bridge | VIBRAMUTE |
Bracing | -- |
Back Construction | -- |
Neck Width At Nut | 40mm |
Scale Length | 625mm |
Tuning Machine | Kluson |
Pick Guard | Original Guard付属 |
Pick Up | Original |
Controls | Volume,Tone,3-Way Switch |
Case | w/OHC |
修理・改造履歴 | PG交換(オリジナル付属) |