ブラックウッドシリーズ ミニメイトン。
ギターは弾いてみなければわからない。
まさにそれがあてはまると言えるでしょう、ミニメイトン。
オーストラリアのギターメーカー MATONはエレクトリックアコースティックギターとして現在最も人気のギターメーカーと言えますが、理由は単純にサウンドが良い。これに尽きます。
初めてMATONを試奏される方みな様、プラグインした時のあの驚きといいますか、リアクションはどの方も同じで、突き抜けるようなダイナミックなサウンド、パワー感、アンダーサドルPUのナチュラルさ、コンデンサーMicのリアルさ、どれも超一級品です。
今回ご紹介するギターは通称ミニメイトンと呼ばれるパーラーギターです。
2018年7月に日本国内初入荷となったブラックウッドシリーズのミニメイトン。
シリーズ名の通り、トップやS&Bにオーストラリアン・ブラックウッドを採用。スケールは580mm、かなりコンパクトなサイズです。
ブラックウッドという名前はよく耳にすると思いますが、代表的なアフリカンブラックウッドとは全く別種ですのでお間違いなく。
オーストラリアン・ブラックウッドはアカシア属でして、ハワイアンコアもアカシア属であります。ざっくり言いますとハワイのアカシアはハワイアンコア、オーストラリアのアカシアはオーストラリアン・ブラックウッドであります。
ほら、木目や色合いも似てますでしょ? その物によってはコアとの区別がつかないほど極似の物もあります。
サウンドの特徴はやや異なり、明るく色鮮やかトーンのハワイアンコアに比べ、ややダークでローミッドが少し強調されたブラックウッドです。
MicボリュームとピエゾPUボリュームが独立しており、基本的にはPUを3時の位置、またはフルアップにし、Micをお好みでプラスされると良いでしょう。全体のレベルをマスターボリュームで調整します。
BassとTrebleの他、Frequency(FQ)とMiddleで細かいイコライジングが可能。FQでどの周波数帯を調整するか決めて、それからMidをプラスするかカットするか。というコントロール部分です。
バッテリーは9V電池ではなく単3電池×2を使用してますので、ユーザーさんにとっても入手しやすく喜ばれております。
サドルは牛骨を使用。サドルの両サイドにある六角ネジはPUを固定するための物です。時々に弦高調整ができると思ってネジをがっつり回す方がいますが、それをするとPU出力バランスが乱れたり、ノイズの原因にもなりますのでご注意を。ちょこっと回す分には問題はありませんが、この部分は専門の方にまかせるほうが良いでしょう。
ほら、ブリッジ右側のウイングにシールが貼ってありますでしょ? DO NOT ADJUST と。
サドルを外してみると、ブリッジ内部に見える金属プレートなどがPU部分のパーツです。
それとたま〜にあるのが、弦交換などの際に外したサドルを戻す時、サドルの向き1弦側/6弦側を間違えて反対に取り付けてるのを見かけますが、サドルはバランスを考えて製作してますので、逆にならないようにご注意を。
トラスロッドはどこで調整? はい、このMINI MATONのプレートを外してアクセスします
プレートを外すとこの通り。8mmのスパナを使ってトラスロッド調整します。スパナは付属してませんが、お近くのホームセンターで手に入ります。もちろんドルフィンギターズにお持ちいただけたらこちらで調整いたします。
*ミニメイトンシリーズのみ全モデルこの仕様です。
ドルフィンギターズでは演奏性に関するセッティングは、購入される方のお好みや演奏スタイルに合わせてセットアップいたしますので、お気軽にご相談ください。
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